反転学習とは?反転学習はただ家で動画を見ることではない!

こんにちは、見竜です!

このブログの読者であれば、反転学習、あるいは反転授業という言葉を耳にすることが多いと思います。英語ではFlipped Classroomと表記されます。反転学習の認知が高まってきていると感じますが、その一方で反転学習に対する誤解が生じていると感じることがあるので僕自身の考えを述べさせて頂きたいです。

反転授業とは

反転授業は、授業で講義を中心に受け、家庭で宿題を行うという従来の学習モデルを、家庭で講義を受け、授業でディスカッションやプレゼンを行うなど、授業と家庭の学習を反転させる学習モデルです。つまり、家庭ではインプットを中心に行い、先生やクラスメートのいる教室の中ではアウトプットを中心に行うようになります。このモデルへの変化が起きた理由は主に二つあります。

  1. テクノロジーによりインプットするための講義動画を低コストで製作できるようになったこと
  2. 授業のあるべき姿が見直されたこと

1により、インプットをするためだけに教室で講義を受ける必要がなくなり、いつでも停止して再生できることから生徒一人一人のペースに合わせてインプットをすることが可能になります。

また、2により、授業では先生やクラスメートがいる環境でしかできないことを中心に行うべきだという意識が強まりつつあります。授業の中では生徒が黒板に書かれた内容を写すことに追われるのではなく、考える時間をより持つようになります。また、グループワークのような時間を増やし、チームで協力してプロジェクトに取り組み、考えを伝えてフィードバックを得てさらに考えを深めるという時間がより組み込まれるように授業がデザインされるようになります。

反転授業を行う方法は動画講義だけではない!

ここからが本題です。

「反転授業を行うためには動画講義がなければできないのか!?」

「うちの学校にはそんな環境が整ってないからできない!」

このように感じる先生方は少なくないのではないでしょうか?僕は反転授業の本質はもっと別のところにあると考えています。それは授業と家庭学習の結びつきを強めることにあります。

これは僕の学生時代の経験から感じていることですが、従来は宿題と次の授業のつながりがほとんどなかったような気がします。宿題をやって次の授業時に提出、あるいは答え合わせをしたら終わり。先生が新しく行う講義にはあまり結びついていなかったなーと。

本来、反転授業は、導入部分、思考する時間、まとめまでの全てを授業内で行うことは時間がなくて不可能であるというところから生まれたコンセプトです。導入部分やインプットを家庭学習に移すことで、授業で応用的学習の時間を増やすことができます。つまり、反転授業とは教室の定義を拡張させることではないかと考えます。

従来の授業スタイルと反転授業のスタイル

結局、何が言いたいかというと、テクノロジーを使わなくても授業をより良くすることは可能であり、動画講義にとらわれ過ぎないで欲しいなーと思います。もちろんテクノロジーを使えば授業や生徒の学習体験をより良くするのに役立つでしょう。

反転授業に関しては、いろんな意見を持つ人がたくさんいると思うので、いろんな考えを教えて頂ければ幸いです。授業をより良くしたい、生徒の可能性を引き出したいという想いは皆同じわけですから。

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