【イベントレポート】クリエイターが腕を競いに集結!第4回Pictathon(ピクタソン)が開催!

6月22日(日)にピクトグラム版ハッカソンであるピクタソンが開催されました。元々ハッカソンとは、Hacking(ハッキング)とMarathon(マラソン)の造語であり、エンジニアたちが週末を中心に夜通し開発を行い、アイデアとプログラミングのスキルを競い合うイベントです。クリエイターの方々が集い、出されたお題に対するピクトグラムを短い制限時間で創り出し、各々の作品を競い合うのがピクタソンです。ピクタソンの主催者は、物事をよりシンプルにわかりやすく表現するための手法を考察する「ビジュアルシンキング」の運営者であり、「たのしいインフォグラフィック入門」の著者である櫻田潤氏と、活動範囲が多岐に渡り、一言で表現するのが困難なクリエイターのカズワタベ氏です。弊社では第3回に引き続き、4回目となる今回もゴールドスポンサーとしてご支援させて頂いたので、写真とともに本イベント当日の様子をご紹介します。

ピクトグラムとは?

ピクトグラムとは、非言語で情報を伝達するための視覚記号の一つです。ピクトグラムは原則として、文字を用いず、単色で、シンプルに表現されます。ピクトグラムが優れている点は、情報の受け手が誰で、どんな環境であっても理解できるものであるというところです。また、ピクトグラム製作で特に重要となるのが「モチーフ」選びです。モチーフ一つで与える印象が全然違うこともあれば、使用される文脈を限定してしまうこともあります。今回のピクタソンではお題が一つだけではなく、「朝食、ランチ、ディナー」など、関連のあるものを三つ同時に製作することもあり、参加者がどんな意図を持ってモチーフを選んでいるのか注目してみてください。

練習問題:お題「電子マネー」

最初は練習問題として「電子マネー」というお題が出題されました。僕が印象に残ったのは、「¥」記号を用いた作品を主催者の櫻田さんが見て、「日本人を対象にする場合は問題ないが、もしこのピクトグラムを外国人観光客が見たときにどのように感じるでしょうか?」と指摘していた点でした。ピクトグラム製作において、「情報の受け手が誰で、どんな環境であっても理解できるものである」ということが重要であると再認識させられた瞬間でした。

以下、練習問題の作品集。

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Aブロック:お題「朝食、ランチ、ディナー」

ここからはAブロックとBブロックに分かれ、決勝進出を懸けて競います。予選はフォトショップやイラストレーターなどを使用せず、手書きで行うために純粋なスケッチ力も審査に大きく影響して来ます。

以下、Aブロックの作品集。

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Bブロック:お題「勝ち、負け、引き分け」

Bブロックのお題はワールドカップ開催期間中ということもあり、お題は「勝ち、負け、引き分け」でした。無意識に○、×、△といったモチーフを選んでしまいそうですが、参加者のみなさんがどんなモチーフを選んだのか注目してみてください。

以下、Bブロックの作品集。

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Bブロックの作品にコメントするカズワタベ氏と櫻田氏。
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敗者復活戦:お題「共有(シェア)」

A、Bブロックともに2位に同票ずつ入ったため、6名の参加者の方々が決勝進出を決めました。ここで、残念ながらも予選通過を果たすことができなかった参加者同士による敗者復活戦です。敗者復活戦のお題はソーシャルメディアでもよく見られる「共有(シェア)」です。どんな作品が生まれたのか見てみましょう。

以下、敗者復活戦の作品集。

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敗者復活戦に取り組む参加者たちと、懇親会を続ける既に決勝進出を決めた参加者たち。

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決勝戦:お題「冷房、暖房、除湿」

決勝戦のお題は「冷房、暖房、除湿」です。「除湿って…(笑)」といった声も多数上がっていました。決勝戦は手書きではなく、フォトショップやイラストレーターなどデジタルツールを用いて作品を製作してもらいます。決勝戦なので一つ一つ作品を紹介します。

以下、決勝戦の作品集。

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そして今回、栄えある優勝に輝いたのは、過去3大会とも準優勝で涙を飲んでいた猪瀬まな美さんです!前回大会からピクタソンを見て来ましたが、猪瀬さんは他のどの参加者よりもピクタソンに懸けており、誰よりも優勝を望んでいたような印象を受けました。猪瀬さん、優勝おめでとうございます!

優勝商品のiPad miniをカズワタベ氏から受け取る猪瀬まな美さん
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優勝した猪瀬さんのウェブサイトはこちら→「ノラネコデザイン

学校教育におけるピクトグラムの可能性

なぜ弊社が第3回から続けてピクタソンのスポンサーになったのか疑問を持っている方も多いと思います。主催者のカズワタベ氏と友人であったということもあるのですが、ピクトグラムが新たな表現方法として、学校で取り入れられることに可能性を感じているからです。学校教育の中で、自分の考えを相手に正確に伝える能力を養うことが、近年より重要視されています。ピクトグラムにはそれらに必要な要素が凝縮されており、教材として素晴らしいのではないかと考えています。事実、第2回大会には当時中学生だった学生が3人で参加していました。近いうちに学校の先生や生徒を対象にしたピクタソンを開催できないか模索しているとこです。

最後はみなさんで記念撮影。
ピクタソン楽しかったです!次回もスポンサーやります!

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