【iPad学校導入】一括購入でアプリ半額!Volume Purchase Programとは?

iPadの学校導入が決定したとしよう。

さて、実際に使うためにアプリが必要だが、はたして1台1台インストールしなければならないのだろうか?想像してみただけでも、莫大な時間がかかることは目に見えているだろう。

そこで、救世主。本記事でご紹介する「Volume Purchase Program(以下、VPP)」を利用すれば、アプリの一括購入が可能になるだけでなく、多くのアプリが半額で購入できるのだ。

学校側にとってはとても大事なプログラムだが、そこまで知名度は高くない。そんなVPPの概要について、本記事では見ていくことにしよう。

1個のアプリ配布用Apple IDで管理可能に

学校全体でiPadを導入するとなると、1学年だけでも200人を超えることが多く、1つ1つの端末のApple IDを取得して必要なアプリをインストールして…としていると莫大な時間がかかってしまい、とても学校側では扱いきれない。

しかし、Apple社が教育機関向けに提供している「Volume Purchase program」を活用すれば、1つの管理者用のApple IDからアプリを一括で購入することができる。そして、後に購入したアプリを生徒用のiPadに配布すればよいわけだ(配布の仕方については次回の記事で扱う)。

VPPの対象範囲としては、App Storeに加え、iBooks Store(ただし、ブックについては後述にある割引対象外)も含まれている。そのため、授業中に扱いたい文献についても、一括で購入し、授業前に配布しておくことで、スムーズな授業運びが可能となる。今まで1つ1つの端末にそれぞれインストールしていたことを考えると、かなり多くの時間を節約できることが分かるだろう。

20以上の一括購入で50%OFFの特別価格に

さらに、アプリの同時購入数が20以上になる場合には、50%の割引が適用される。これは、全てのアプリではなく、アプリデベロッパー(アプリ開発者)が申請の際に割引を認めたものに限られるが、実際、多くのアプリデベロッパーがこの割引プログラムに参加しているため、大きな費用削減が期待できる。

たとえば、ある中学校では、有料アプリを9個購入したらしいのだが、その内8個が半額の50%OFFとなり、総額で約80万円の節約となったという。予算制限の厳しい学校にとっては嬉しいニュースであろう。これを使わない手はない。

卒業生の持つアプリのライセンスを新入生に割り当て可能

さらにさらに、VPPを活用してアプリの一括購入をしている場合、卒業生に配布していたアプリのライセンスを新入生に移し替えることもできるのだ。つまり、毎年アプリを購入する必要はなく、学校全体として、一定数のアプリのライセンスを保持しておけば、それ以降は追加の費用はかからない。

毎年固定費のようなアプリ購入料金が発生すると悩んでいらっしゃる方も多いだろう。しかし、この仕組みを活用すれば、初期費用を負担するだけで、その後は費用なしで運用ができるようになる。物理的なモノのように破損したりすることもないから、その分、良い投資ともいえるだろう。

おもったこと

はじめてVPPの存在を知ったとき、そのプログラムの便利さに驚くと同時に、当プログラムがそれほど認知されていないのではないかと疑問に思ったのを覚えている。この記事を書いた契機は、まさにその思いである。

このように便利だけれど知られていないというものは、当プログラム以外にも多くあるのだろう。メディアを運営する立場として、学校や行政に携わる方々の助けとなるような情報をどんどん発信していき、業界全体をさらに盛り上げていきたいと思う。

教育産業株式会社 山口宗芳さん

[情報提供:教育産業株式会社 山口宗芳さん ]
VPPについて詳しく知りたいという方は、山口宗芳さんまでご連絡ください。
E-mail:yamaguchi あっと ksg.co.jp(あっとは@に置き換えください)
会社HP:http://www.ksg.co.jp/

[ 参考:教育機関向けのVolume Purchase Program | Apple ]

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